ということで、月曜日の朝8:30に総計約60名の「外国人」がバブソンに集結しました。初めは、自己紹介からです。驚いたのは、とにかく、ラテンアメリカから来た人が多いということです!大体の印象ですが、3-4割はラテンアメリカ人です。具体的には、メキシコ、ベネズエラ、コスタリカ、ブラジル、ペルー、チリ、etc。情熱的なスペイン語を操ります。次の多数派は、インド系の方々です。中国と日本(4人)が同じくらいの人数。台湾・韓国1人ずつという感じです。男女比は、7:3くらいかなーという印象です。木曜日にもなると、だんだんにみんな打ち解けてきます。お互い、ようやく名前を覚えて、遠くからでも話しかけられるようになります。
キャンパスツアー、規則の説明、IT研修、キャリアについて、セキュリティーについて、といったオリエンテーションに加えて、早速アカデミックな内容も行います。すべての授業の雰囲気として共通なことは、言いたい放題の発言が許されます。手を挙げれば、当ててくれるので、その場で気になったことを質問したりしゃべったりできるムードがあります。なので、堅苦しい雰囲気にならず、わいわいしています。こちらの写真は、キャンパスツアーです。2年生がものすごく広いキャンパスを案内してくれました。
そのほかに、いろいろなファカルティーの方とランチをしたり、外でバーベキューをしながら、2年生と交流するセッションもありました。ちなみに、このランチのラザニアは、ベジタリアン向けでした。アメリカは、ベジタリアンへの配慮がすごいです。正直、まずいんじゃないかなあと思って食べたら、けっこうチーズがたくさん入っていて、意外にもおかわりしてしまいました。
このバーベキューは、美味しかったです!このハンバーガーっぽいのは、中にバーベキューソース味のチキンをはさんでいます。
アカデミックな授業をピックアップしてみました。
Writing
課題として、ある本屋さんがインターネットカフェを併設したというケースを読んで、今後どうするかの提案書を書きました。書いたものをチームで回しあって、お互い直しあい、先生からのコメントをもらいます。ケースに詳しい状況が書かれていて、かなり、実社会に近い文章が求められます。完成度を追及すると、こういう課題は時間がいくらあっても足りません。
Speech
みんなの前で、プレゼンテーションをしました。内容は、自己紹介という、まあ、ありがちなトピックです。しかし、ユニークさを求められます。これは、人によってすごく個性が出て、面白かったです。ポイントは、聞き手の注目をどうやって引き付けるか。有効な方法としてみんなが用いていたのは、聞き手に対して「質問をする」ことでした。歌でも歌おうかなあと思いましたが、まだちょっと早いですね。やめときました。
Case Learining
イギリスのeasyJetという会社のケースを読み、授業を受けました。この授業は「これぞMBA!!」という雰囲気の白熱したものでした。教授が右往左往に教室を飛び回り、学生に質問を投げかけます。我々も必死になって、我こそはと意見を言います。この勢いのよさには、正直圧倒されました。明日、続きがあります。
以上のような内容ですが、私のような日本人にとっては、Pre-MBAは本当にありがたい制度です。いい感じで、MBAという新しいフィールドに頭のスイッチを切り替えられそうです。ここでは、とにかく、リスクをとって自分の意見をぶつけて、リスクをとって行動し、アナリティカルにフィードバックをしなくてはなりません。幸い、周りのクラスメートの意識がみんな同じ方向を向いていて、優しい方々ばかりなので、助かります。
一つ難点があるとすれば、教室がとてつもなく寒いです。クーラーがきき過ぎているので、休み時間になると外に温まりに行ってます(笑)
お友達ができてきたみたいですね。
返信削除やっぱりごはんも美味しそうです。