2010年4月5日月曜日

想像力

『民主党は予算が広範な国民生活にへばりついていることへの想像力を欠いていた。予算配分の急激な変更は、国に依存する人々の生活を破壊してしまう』週刊エコノミスト(4/13)東奔西走より

政治論議はさておき、ここでいう『想像力』はとても大切なことだと思います。何か、新しいことを始めたり、変革を実行したり、普段と違うことをするときは、それが周りにどんな影響を及ぼすのかを深く考えなくてはいけません。

バルーン.jpg

よく、学生から、『社会人に必要な力は何ですか?』と聞かれます。論理的思考、OAスキル、対人能力と、いろいろ言った後、『想像力』と答えています。ここをこうしたら、何が起こって、誰に影響を与えて、その人は、何を思って、どういう行動をして、その行動が別の誰かにどういう影響を与えて、、、etc を想像力豊かに考えられる力はとても大事だと思っています。これは、人の気持ちを想像する思いやりにも繋がります。

『風船買いに行こうよ』

今日の午後、突然、同期に言われて、出かけました。
上司が産休から戻ってきたので、サプライズ風船を買うとのことでした。そして、バルーン専門店に行きました。日本で一番古いバルーン専門店だったようです。カラフルなバルーンがところ狭しと浮いていて、夢のような楽しいお店でした。

http://balloonshop.jp/html/company.html?code=gcom423

いくつかバルーンを選んで、空気を入れてもらいます。ぷシューーッと勢いのいい音で、バルーンが膨らんでいきます。と、、、膨らみきる手前で、ストップ。口を閉じてしまいました。ギンギンに膨らまさないと、だめじゃんと思って、店員さんに聞いてみました。

『暖かいところに持っていくと、膨張するんです。だから、パンパンにすると、暖かいところで割れてしまうんです。』

僕も想像力が欠けていました。オフィスは、暖かく、しかもビルの上の方は、気圧も地上より低いはず。そう。先のことを先のことを想像しなければ、いけないのです。

そんな、難しい想像力は、知識・経験・勘で補強されると思っています。養っていきたいです。

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