2010年12月29日水曜日

こうすれば英語が話せる

と、昨今の英語教育の広告に負けずに、大げさなタイトルで、書き出してみます(笑)

前回の投稿で、英語あるあるを書きました。それで終わってしまっては、改善がないので、今回は、来年に向けての英語勉強法について書いてみます。タイトルと違って、どれだけ効果があるかはわかりませんが、労力や時間をあまりとられない方法なので、継続してやってみようと思います。

1)ケース音読

音読は、語学習得にかなりの効果があると言われています。日本語を勉強するときも、小学校では何百回と国語の教科書を音読しました。これにより、正しい日本語が体に染みついたのだと思います。だから、きっと英語も同じじゃないかなあと思うのです。

毎日、30~50ページほどのケースを読むのですが、最低5ページは誰かに読み聞かせるように音読しようと思います。しかも、大きな声で。そうすれば、目と耳と口の3つの練習になります。特に、歯磨きをした後、音読するといいらしいです。(中学校の1年生の時、英語の先生が言っていました。根拠はないみたいですが、信じてます。)

2)クラスメートに発音を直してもらう

BCAPのチームメートに、よく発音を直されます。くやしいけど、とっても嬉しいことです。相手も誠意をもって注意してくれていると思うとなおさらです。

和製英語が骨格に染みついた私には、この発音強制は苦しいです。しかし、よい機会なので、幼稚園児になったつもりで、アメリカ人の発音を真似ます。

例えば、"Beverage"という単語。日本人は、「ビバレッジ」と発音します。会社名としても使われている和製英語なので、私の脳も口もビバレッジです。しかし、本当は、「べフリッジ」に近いのです。(というか、カタカナ表記の限界で書けないです)Bev-ridgeって、発音してみてと言われました。このときの"v"は無声音に近いらしいので、舌を噛むだけで実際に音は出ません。(というか出ないらしいです。)なので、「ヴ」よりも強い「フ」に近いです。これができなくて、何度も、Bev, Bev, Bev-ridgeと練習しました。

また、"Faculty"という単語があります。これは、教授陣という意味です。しかし、私の発音、ファカルティーだと、Fuck-altyと聞こえてしまうみたいで、ネタにされちゃいました。本当は、「フェァカルティ」が近いのです。"Fax"とかも発音気をつけたほうがいいですね。「ファックス」っていうとあらぬ誤解を与えます。「フェァクス」です。Fワードは要注意です。

来年は、小さなプライドは捨てて、積極的に発音を直してもらおうと思います。そうしたら、また新たな世界が見えてくるのかもしれません。

3)話している人の口元を見る

これは、BCAPのチームメートに教わった方法です。アメリカ人がしゃべっているときに口元を見てみます。すると、日本人が聞き取りにくい「B」と「V」、「S」と「Th」が視覚的に、はっきりと差があることがわかります。「L」も、よく見ると舌のとがった先っちょが、少しだけ見えることがあります。

英会話の基本で、「アイコンタクト」と教わります。なので、口元ってあんまり見ないものです。しかし、これからは、1対1の会話でない時は、意識して見てみようと思います。さすがに、1対1で、じーーっと口元見てるのは、変に思われそうなので、やめておきますが。


ボストン名物ダックツアーの船長(10月)。
1対多なので、こういうとき口元を見るチャンス。でも、口髭でよく見えない。

4)会話を反省する

会話をしたら、その後、会話を思い出し、こう言えばもっと伝わったんじゃないかと反省しようと思います。こうすることにより、次に同じトピックがきたら、もっと話せるようになります。そして、得意なトピックを増やしていくのです。

自己紹介のように、もう何度も話しているトピックは、意外とすらすらと出てくるものです。しかし、自己紹介後、知らないトピックになると会話につまるということがよくあります。会話に詰まった場合は、ちゃんと反省をして、こう言えばよかったんだという模範解答を作ってみます。

知ってるトピックだと、いっぱい話せる、こういうのを馬鹿の一つ覚えって言われてしまうかもしれません。でも、それでもいいんです。馬鹿の一つ覚えを増やしていこうと思うのです。そうすれば、やがては一つ覚えじゃなくなります。

というわけで、「こうすれば英語が話せる」でした。来年は、少しでも、「あー。これが日本語だったらなー」ってつぶやいてしまう回数を減らせればなあと、思います。

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