2010年8月28日土曜日

152人でのスタート

キャンパス内に急にあふれ出したフレーズ。

"What's up?"

木曜日に、新たにアメリカ人100人のクラスメートが加わり、152人で、いよいよ本格的なMBA生活がスタートしました。アメリカ人が増えれば、あいさつもアメリカ式になり、いつの間にかみんな顔を合わせれば、"What's up?"と声を交し合います。おおーー。アメリカだ。

木曜日、金曜日は2日間にかけてオリエンテーションでした。その中でも、印象的だったのは、Scavenger Huntというゲームです。5人組のチームに振り分けられて、まずはランチを食べます。セルフで作るブリトー。小麦粉のトルティーヤの上に、メキシカンライス、チキン、トマト、レタス、チーズ、アボガド、サルサソースをお好みで入れていき、包んで食べます。ヘルシーでかなり美味しいです。

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食事を終えるとここからが本番。チームに封筒が渡されます。それを開封すると、中に20個のクイズが書かれています。それぞれのクイズの答えは、キャンパス内の場所です。例えば、「あなたがキャンパスで1番最初に来たところは?」という質問が書いてあります。この答えは、受験時代に面接で訪れるアドミッションオフィスでした。というように、クイズに答えてその場所に行くと、そこで、アルファベットの書かれたシールをもらいます。これを集めて、並べるとあるフレーズが現れるというゲームです。

私のチームは、私以外、全員アメリカ人。20個のクイズを見るなり、すぐに外に走り出しました。おおお。こういうのって、まず、話し合ってクイズを解いて、行く場所の順番を考えたり作戦を立てたりしたほうがいいのでは。と思ったけれども、なかなか4人を止めることはできず、晴天のキャンパスを歩き回ります。歩きながら、考え、作戦を立てる、狩人たち。ちなみに、キャンパス内には、こんな大きな地球儀があります。ディズニーシーではありません。

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ゲームが終了すると、このチームがこれから1年間いっしょにコンサルティング・プロジェクトをやっていくチームであることが明かされます。(このプロジェクトをバブソンでは、BCAP: Babson Consulting Alliance Program と呼んでいます。)そして、チーム用の部屋とコンサルをする業界の内容を与えられます。私のチームは、コンシューマー・プロダクト(一般消費者向け商品)。さてさて、このチームでこれからどうなることやら。

ところ変わって、土曜日はキャンパスの森の中でBBQ。自分たちで自主的にやるBBQなので、食べ物はできるだけ持ち寄りということで、私は定番でおにぎりを持っていくことにしました。ということで、スパムおにぎりとベジタリアン用にわさびふりかけのおにぎり。そして、これが大ヒットでした!すぐになくなりました。今回、持ち寄りの料理を考えるにあたり考慮したポイントをあげておきます。

��)ポーションが小さい
��)手を汚さずに食べやすい
��)万人受けする美味しさ

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これからも、どんどん日本食を紹介していこうと思います。

ところで、この緑色のネット何だと思いますか?この緑のネットの近くには、警察官が待機しています。これ、実は、このネットの中でしかお酒を飲んではいけませんという意味なのです。マサチューセッツ州は、とてもお酒に厳しい州なのです。タバコと同じように、お酒も、厳しく制限される社会が将来訪れるのではないか。分煙ならぬ、分酒。そんな近未来社会をちらつかせるネットでした。

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1 件のコメント:

  1. おにぎり、きれいな形に作れたみたいですね。
    東京は九月に入っても真夏日が続きそうです。

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